みちびき衛星は、基準局を設置することなく現在位置を正確に求めるためのCLAS(シーラス/Centimeter Level Augmentation Service/センチメーター級測位補強サービス)信号を送信しています。このサービスは、測量、情報化施工、IT農業での利用を想定しており、特に、測量においては、3、4級の基準点測量や写真測量の標定点測量への利用が望まれています。
CLAS信号を受信するには、専用の受信機とアンテナが必要ですが、解析ソフトまで含めると10万円を超える価格になるため、個人で手軽に入手することは難しいと思われます。
そこで、必要になったときに、少しずつパーツを購入し自分で組み立てる、いわゆる組立CLASを提案します。
図はネットで調べた価格ですが、オリジナルパーツとソフト以外はすべてネットで購入できます。
また、受信機(TakionCM001)には、アンテナとUSBケーブルが付属していますから、ここにあるパーツやソフトが無くても計測が可能です。まずは、TakionCM001 だけで、CLAS信号を受信してみてください。
質問等はメール ryokan(AT)po.minc.ne.jp でどうぞ。※ (AT) を @ に変えてください。
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